IoT ROBOT VirtualBox Tutorial
2015.12.28 IoT ROBOT VirtualBox
エクステンションパックの導入について エクステンションパック? ・ VirtualBoxはバージョン4.0からエクステンションパックによる機能拡張方式が導入された ・ エクステンションパックには以下の機能が含まれている ・ USB2.0ホストコントローラー ・ リモートデスクトップ機能 ・ PXEブートローダー(E1000) ・ 従来は上記機能を内蔵配布されていたが 現在はライセンスの関係で ・ Linuxでは標準でパッケージされていません ・ ライセンス上問題のある部分をエクステンションパックとして別途 配布されています ・ USB2.0の機能が含まれているのでVirtualBoxをインストールした後 ・ エクステンションパックのインストールが強く推奨されている
1.1 はじめに
Windows上にVirtualBoxでLinux Mintの仮想環境を構築 Raspberry Pi用クロスコンパイラを取得 Raspberry Pi + NAVIO+ による APM UNIX版の開発環境を整備する
VirtualBoxのダウンロード・インストール エクステンションパックもダウンロード Linux Mint の iso イメージのダウンロード Linux Mint ISOイメージ (http://www.linuxmint.com/download.php) Linux MintをインストールするためのVirtualBoxの設定 VirtualBox 初期設定 VirtualBox 起動 ファイル > 環境設定 > 一般 仮想マシンフォルダーパスの設定 機能拡張 > ファイル選択ダイアログボックス > VirtualBoxのエクステンションパックを選択 拡張パッケージが追加される 仮想マシンの追加 新規 > 仮想マシン新規追加 仮想マシンの設定 ISOイメージのセット 設定 > ストレージ > 「空」CDアイコンをクリック > 右端のCDアイコンをクリック > 仮想CD/DVDディスクファイル選択 > Linux Mint ISOイメージファイルを選択 VirtualBoxでLinux Mintをインストール 以上の設定で仮想マシンを「起動」すれば Linux Mintが起動する 起動完了後 デスクトップのインストール用アイコン クリックで インストールする
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Raspberry Pi用クロスコンパイラの取得 gitがインストールされていない場合は $ sudo apt-get install git Terminalを起動 作業ディレクトリ ${HOME}/raspi/ 作成 $ cd ${HOME}/raspi/ $ git clone https://github.com/raspberrypi/tools.git version 確認 $ gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian/bin/arm-linux-gnueabihf-gcc --version bashrc の最後に パスを通しておく PATH=${HOME}/raspi/tools/arm-bcm2708/gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian/bin:${PATH} 新しいTerminalを使うか ". ~/.bashrc" を実行 パスの設定を反映させる Raspberry Pi用Linuxカーネルのソースコード取得 $ cd ${HOME}/raspi/ $ git clone https://github.com/raspberrypi/linux.git Raspberry Pi用カーネルコンフィグの最適化 Raspberry Pi で使用中のLinuxカーネルのカーネルコンフィグの取得 現在使用中のRaspberry Pi で $ sudo zcat /proc/config.gz > raspi.config 最適化用 config を linux ディレクトリ直下に置く $ curl http://sstea.blog.jp/raspi/kbuild/kconfig-rpi-3.12.31 > .config Raspberry Pi用のカーネルをビルドする カーネル圧縮形式をlz4の場合下記をインストール $ sudo apt-get install liblz4-tool カーネルビルド用パッケージ未インストールの場合 $ sudo apt-get install build-essential libncurses5-dev 環境変数設定 $ export ARCH=arm $ export CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- カーネルコンフィグを変えたい場合は (変えない場合は不要) $ cd ${HOME}/raspi/linux/ $ make menuconfig カーネルのビルド $ make カーネルモジュールのビルド&インストール * インストール先はテンポラリなのでどこでもよい $ make modules $ make modules_install INSTALL_MOD_PATH=../mod-3.12.31/ INSTALL_MOD_STRIP=--strip-unneeded ビルドが完了後の linux/arch/arm/boot/zImage が カーネルイメージだ これを kernel.img とリネームし Raspberry Pi の /boot/kernel.img と置換することで新カーネルに差し替えることが出来る
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ちょいメモ
1.4 用語解説
3 基礎編
4 応用編
5 実践編